夏にフォトウェディング撮影を行うメリット・デメリットとは?

公開日:2022/03/15  


夏のフォトウェディングは、気候も安定しやすく、青空や海を背景に素敵な写真が撮影できるメリットがあります。一方で、日本の高温多湿の夏場の環境では、撮影が大変になることも。この記事では、夏にフォトウェディング撮影を行うメリットと、デメリットについてご紹介します。

夏にフォトウェディング撮影を行うメリット

実は、夏はフォトウェディングのオフシーズンともいわれています。しかし、夏のフォトウェディングはメリットも多いことをご存じでしょうか?こちらの章では、夏のフォトウェディング撮影を行うメリットについてご紹介します。

■天候に恵まれやすい

梅雨の時期が過ぎると、すっきりとした快晴になりやすく、晴れの日が多くなります。そのため、「予約はしたけれど雨が降るか心配」といった悩みも少なくなるでしょう、また、他のシーズンに比べると、日照時間も長くなるので、撮影を急ぐ心配もなくなります。

■リーズナブルな値段で撮影ができる

夏は暑いという理由で、撮影を避けられるカップルも多いです。そのため、通常の価格よりも、リーズナブルなプランで撮影できるケースもあります。価格は、フォトスタジオによって異なるので、いくつかのフォトスタジオの価格を比べてから検討するのがおすすめです。

■写真映えがしやすい

夏は太陽が輝き、明るい日差しの中で撮影します。青い空や海、新緑を背景にロケーション撮影を行えば、美しいドレスとマッチして素敵な写真が撮れるでしょう。また、夏ならではの開放感を演出したり、小道具を使用したりして撮影を行うと、夏の雰囲気が演出できます。

夏にフォトウェディング撮影を行うデメリット

先ほどの章では、夏のフォトウェディングのメリットをお伝えしましたが、一方でデメリットもあります。続いては、夏のフォトウェディングのデメリットをご紹介します。

■夏の暑さ

夏の暑さの中でフォトウェディングの撮影を行うのは、暑さが苦手な方にはこたえるかもしれません。とくに、近年では気温が35度を超えることも珍しくありません。スタジオ撮影は空調が効いているのでよいですが、炎天下の中でのロケーション撮影は、汗だくになってしまうでしょう。

■メイクが崩れやすい

汗をかくと、必然的にメイクが落ちやすくなります。室外でのロケーション撮影の際には、さらに汗をかきやすいので、こまめな化粧直しが必要です。できれば、プロのヘアメイクの方に同行してもらうと安心です。自分でメイクをする場合は、落ちにくい下地を使用するなどの工夫をしておきましょう。

■熱中症に注意

暑い室外で長時間の撮影を行うと、熱中症のリスクが高くなります。こまめな水分補給を心掛ける必要があります。もしも、撮影中に体調が悪くなったら、すぐに撮影スタッフに申告して休みましょう。真夏にロケーション撮影をする場合は、木陰や水辺などの涼しい場所で行うのもおすすめです。

夏のフォトウェディング撮影時の暑さ対策

夏のフォトウェディングは、暑さとの戦いです。したがって、しっかりと暑さ対策をして、撮影に臨む必要があります。続いては、「夏のフォトウェディング撮影を乗り切るための暑さ対策」についてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

■保冷剤や冷感グッズを準備する

保冷剤や冷感グッズは暑さ対策に効果抜群です。暑さを感じた時に首筋に当てると、ひんやりして気持ちよいだけではなく、体温を下げる効果が期待できます。保冷剤のかわりに、クールタイプの汗拭きシートなどもおすすめです。汗拭きシートは、ひんやりするだけでなく、汗やにおいを拭き取れるので、さっぱり感も実感できます。

■洋装よりも和装の方がおすすめ

和装フォトウェディングの場合、衣装によっては日本髪のかつらを着用します。地毛の上からかつらをかぶるので、かなり蒸れてしまいます。蒸れと、かつらの締め付け感や重さで、さらに大変な思いをすることも。洋装であれば地毛でヘアセットを行うので、和装よりは負担もすくないでしょう。

■冷たいドリンクは必須!

暑い時期の撮影は、熱中症などにも注意しなければなりません。冷たい飲み物を用意して、こまめな水分補給を行いましょう。できればスポーツドリンクなどの、塩分を含んだ飲み物がおすすめです。それでも撮影中に気分が悪くなった場合は、我慢せずにすぐに涼しい場所で休憩を取るなどの対応が必要です。

 

夏のフォトウェディングは、オフシーズンなのでリーズナブルな価格で撮影できる魅力があります。また、フォトウェディングの心配事のひとつである、「天候」が安定しやすいメリットも。一方で、夏場のロケーション撮影は、暑さでメイクが崩れやすい、熱中症のリスクがあがるなどのデメリットがあることも理解しておきましょう。夏にフォトウェディングを行う場合は、事前に暑さ対策などをして、撮影に臨みましょう!

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