趣のある日本の伝統衣装!フォトウェディングを和装で行う利点とは?

公開日:2022/04/15  


結婚式の代わりに行うフォトウェディングを「和装フォトで思い出を残したい」と思うカップルも増えています。和装フォトを残したいけど洋装フォトより高いのではないか?というイメージが強く、不安を感じているカップルも多いのではないでしょうか。和装フォトで行う魅力や費用の相場など説明します。

フォトウェディングを和装で行う利点

和装フォトは多くの魅力がある撮影方法です。そんな和装の魅力をご紹介します。

1つ目はドレスとは違った印象の写真を残せます。ドレスにも憧れを抱くかと思いますが、日本人ならではの和装にも美しさを感じますよね。和装は手作りの小物などで他の人とは違ったアレンジもしやすく、和洋両方でフォトウェディングを撮れば異なる雰囲気の写真を残せます。

2つ目は両親祖父母に喜ばれることです。「和装」は日本人ならではの民族衣装。昔ながらの和装をまとったフォトウェディングの写真をご両親にプレゼントしたら喜んでもらえること間違いなし。「和装をひと目みたい」という両親祖父母の願いを叶えられます。

3つ目は和装ならではの世界観を創り出せることです。庭園や歴史的建造物と和装はマッチしています。ロケーション撮影であれば満開に咲いた桜や色づいた紅葉を背景に撮ることができ、和装衣装とのコラボレーションは何ともいえない特別な世界観を演出できます。

4つ目はコストを抑えて和装を楽しめることです。和装は洋装と比べて費用が高くなる傾向があります。費用面からも和装婚を諦める方もいますが、和装フォトであればリーズナブルな料金で済みます。和装婚への憧れを諦めないでください。

5つ目は1回の打ち合わせで撮影が可能なことです。和装用の紐を使って着付けていくので洋装と違い細かなサイズ調整が必要なく、大体のお身体のサイズがわかれば試着をしなくても決定できます。日程やフォトプランの確認をする打ち合わせを1回行えば当日の撮影を迎えられるので、時間を割かずに進めることができます。

和装フォトウェディングにかかる費用相場

スタジオ撮影の費用は10〜15万円で和装の衣装、ヘアセット、撮影、決まった数の写真やデータがプランに含まれています。

ロケーションフォトの費用は15〜20万円で、前述のセットに加えて現地へのスタイリストとカメラマンのアテンドがプランに含まれます。意外にも洋装フォトと金額の差はありません。

洋装フォトと同様にスタジオ撮影に比べてロケーション撮影は衣装の持ち出しやカメラマンの出張料金、交通費などで高くなります。衣装のグレード、ロケーションの場所、何カットの撮影かでそれぞれの和装フォトの費用でいくら差額が出るか決まります。

フォト写真は引きの映りも多いためお店の最高級着物でなくとも、着物を着ているだけで雰囲気の出る写真が撮れます。費用をかけるなら着物よりも撮影場所にこだわった方がより満足度が上がります。スタジオのブースが好みではない場合、せっかくの着物なので日本の四季を感じながら撮影ができるロケーション撮影を選択してみてはいかがでしょうか。

和装フォトウェディングを行う際に意識するべきポイント

慣れない和装衣装を着用したときの注意点を含め5つ紹介します。

1つ目は衣装や小物代で予算オーバーすることです。和装はドレスよりも単価が高いことが多いので、衣装や小物にこだわりたくなりますが予算と衣装のバランスを気にするようにしましょう。

2つ目は夏場の暑さです。「和装」の魅力の一つでもありますが、たくさん布を重ね華やかさを表現するので必然的に暑くなります。汗でメイクも崩れやすいので夏場の撮影は向いていません。炎天下の中、何時間にも及ぶロケーション撮影では具合が悪くなってしまうこともあります。真夏は避けるのが無難です。

3つ目は撮影場所の段差です。昔からある神社やお寺で撮影をする場合、バリアフリー化がまだまだ進んでおらず段差が多いことがあります。普段着ることがない着物を着て歩くことだけでも大変なので転ばないように小さく一歩を踏み出しながら歩くようにしましょう。

4つ目は平日撮影を選ぶことです。和装フォトウェディングは洋装よりも費用が高くなる傾向がありますが、平日は土日祝日の撮影よりも安くなっています。新郎新婦の予定を調整して平日を選べば節約につながります。

5つ目は春と秋の人気シーズンは早めの予約を心がけることです。ロケーション撮影にぴったりの4〜5月、11月下旬〜12月は花嫁様に人気の季節なので1年以上前から予約が埋まる日もあるほどです。希望日時でカメラマンなどを抑えるには早めの予約が必須です。また観光客で賑わう季節でもあるので、神社やお寺での撮影申請もしておき、断られ撮影ができないことを防ぎましょう。

 

和装のフォトウェディングは日本伝統の美しさを最大限に引き出し写真に残すことができるので生涯の思い出になります。洋装に比べて大幅に高額となることはありませんので、和装フォトウェディングに興味があれば安心して選択肢に入れてください。とくに春や秋のロケーション撮影は四季の彩る背景が着物の柄をより一層引き立ててくれるでしょう。日本が世界に誇る着物で素敵なフォトウェディングの夢を叶えてくださいね。

おすすめ関連記事

SEARCH

READ MORE

フォトウェディングをする場合、ブライダルネイルと呼ばれる、ウェディングドレスやテーマに合ったデザインやカラーのネイルが一般的です。手元がきれいに整っていると、写真全体に写る花嫁の印象がより華

続きを読む

結婚式を挙げない代わりに、写真撮影で思い出を残すフォトウェディングは近年注目を集めています。しかしいざ検討を始めると「打ち合わせはどのくらい必要なの?」「具体的に何を決めればいいの?」と不安

続きを読む

韓国風フォトウェディングとは、ウェディング写真に韓国独自の美意識やスタイルを取り入れた注目のスタイルです。豪華なセットや映画のようなポーズ、独自のファッション・メイクが特徴で、日本でもその魅

続きを読む

結婚の美しい瞬間を写真に刻むためには、フォトウェディングと前撮りの違いを理解することが大切です。この記事では、二つのスタイルの特徴やメリットを解説し、最適な選択をサポートします。異なる魅力と

続きを読む

サムシングフォーは永遠の愛を願うおまじないです。この記事では、サムシングフォーをフォトウェディングに取り入れ、永遠の愛を感じさせる方法を解説します。サムシングフォーの取り入れ方を知ることで、

続きを読む

冬でも心温まるフォトウェディングを楽しむためには、寒さ対策が欠かせません。美しい冬の景色と一緒に素敵な思い出を刻むために、洋装や和装に取り入れる防寒具、アクセサリー、工夫のポイントを解説しま

続きを読む

熱い季節でも特別な瞬間を切り取るためには、巧妙な対策が不可欠です。この記事では、汗対策からおしゃれな小物の活用まで、夏のフォトウェディングをより快適かつ魅力的に演出するアイデアをご紹介します

続きを読む

おしゃれ上級者たちは、フォトウェディングに帽子を取り入れ、その魅力を発見しています。この記事では、麦わら帽子などさまざまなスタイルの帽子を使った素敵なフォトウェディングアイデアをご紹介します

続きを読む

特別な瞬間にふさわしいカラードレスの存在は、ウェディング写真に深みと鮮やかさを与えます。本記事では、写真の美しさを引き立てる適切なカラードレスの選び方を探り、その魅力に迫りましょう。フォトウ

続きを読む

和装の儀礼に欠かせない「角隠し」は、日本の伝統美を象徴するアイテムです。その存在感あるデザインは、華やかでありながらも古典的な趣を漂わせ、感動の瞬間を引き立てます。この記事では、角隠しの伝統

続きを読む