和装フォトウェディングを行う上で意識するべきポイントは?
結婚式は洋装のイメージも強いですが、和装を選択する女性も多くいます。フォトウェディングの場合でも、洋装と和装どちらも人気です。こちらの記事では、和装フォトウェディングを選ぶメリットや、費用などについてご紹介します。和装に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
和装フォトウェディングを選ぶメリット
和装でのフォトウェディングは、洋装にも負けないくらいメリットがあります。では、和装フォトウェディングの、メリットとはどのようなものがあるのでしょうか。こちらの章では、和装フォトウェディングのメリットを3点ご紹介します。
■細かい調整が必要ない
和装は、その人に合ったサイズに着付けができるので、ドレスのようにサイズ調整が必要ありません。洋装の場合は、試着した時の体型をできるだけ維持する必要があります。また、体型が変わってしまうと、サイズ直しをしなければならないケースも。
一方で、和装の場合は、タオル、着付け用の紐やベルトを使用してサイズ調整ができるメリットがあります。
■日本らしいロケーションでの撮影に向いている
神社や日本庭園など、和の雰囲気を活かしたロケーション撮影では、洋装よりも和装が向いているといえます。和装で撮影する際には、和装に向いたロケーションで行うのがおすすめです。
■デザインが豊富
和装は、新婦のみが着用できる「白無垢」、豪華で格式高いデザインが楽しめる「色打掛」、色鮮やかなデザインが楽しめる「振袖」があります。デザインだけではなく、動きやすさもそれぞれ異なるので、自分に合った衣装を選びましょう。
和装フォトウェディングに掛かる費用の目安
和装フォトウェディングは、洋装フォトウェディングに比べると費用が高くなる傾向があります。また、スタジオ撮影とロケーション撮影では費用が異なります。続いては、スタジオ撮影とロケーション撮影の費用についてご紹介します。
■スタジオ撮影
スタジオ撮影の場合、1着で6万円~8万円が相場とされています。ほとんどのスタジオで、洋装に比べると、1万円~2万円ほど費用が高くなるケースが多いようです。
■ロケーション撮影
ロケーション撮影は、平均で10万円~15万円ほどとされています。ロケーション撮影の場合、機材を運ぶ作業や、カメラマンを含めた撮影スタッフの移動など手間がかかります。そのため、スタジオ撮影よりも高額になる傾向があります。
スタジオ撮影の場合、洋装は費用が高くなりますが、ロケーション撮影の場合は、洋装と和装で費用に差がないケースがほとんどです。多くの撮影スタジオでは、撮影場所や衣装で費用を決めるのではなく、「カット数をどのくらいにするか」で価格が決まる傾向があります。
和装フォトウェディングに最適なシーズンとは?
日本には、和装が映える場所がたくさんあります。また、シーズンを選んで撮影すると、それぞれの季節の特徴を活かしながら、素敵な写真が撮れます。こちらの章では、和装フォトウェディングに最適なシーズンをご紹介します。
■桜の季節
桜が咲く4月頃には、明るく華やかな印象の写真が撮影できます。桜の背景に合うような衣装を選んで楽しむのもおすすめです。また、天候も安定しやすいので撮影計画がスムーズにいきやすいでしょう。
■紅葉
紅葉の季節の11月頃も、鮮やかな赤色を背景に撮影できます。紅葉の赤に映える、赤色の和装もおすすめです。
■雪
雪の季節は、タイミングが良ければ真っ白な雪の上で、撮影できます。雪の白が、和装を引き立ててくれるでしょう。白無垢、色打掛、引き振袖、どれを着用しても背景とマッチします。
和装を行う上で意識するべきポイント
これまでの章では、和装フォトウェディングのメリットや費用、おすすめのシーズンについて説明しました。最後に、和装フォトウェディングを行う際に、意識するべきポイントをご紹介します。
■暑い時期は避けた方がよい
和装は、洋装に比べると重さもあり、重ねて着用するので夏場はとても暑く感じます。暑さで撮影に集中できないだけではなく、汗をかいてしまい、メイクなどが崩れてしまう原因にもなります。ロケーション撮影を考えている場合は、夏場は避けた方が無難でしょう。
■ロケーション撮影に人気のシーズンは早めに予約する
桜や紅葉のシーズンは、ロケーション撮影に適しているので、撮影スタジオの予約も入りやすい傾向があります。また、観光客なども訪れるので、撮影に最適な場所が混雑することも。ロケーション撮影に人気のシーズンは、できるだけ早めに予約をとりましょう。
和装フォトウェディングは、衣装の種類も豊富で、サイズの細かい調整も必要ないメリットがあります。また、日本の美しい四季を背景に臨むロケーション撮影は、最高の一枚になるでしょう。ロケーション撮影を行う場合は、早めに予約をとっておくのがおすすめです。和装フォトウェディングをお考えの方は、こちらの記事を参考にして、素敵な写真を撮影してくださいね。