妊娠中でもフォトウェディングはできる?心配なポイントや注意点を解説!
妊娠するとフォトウェディングは難しそう、ウェディングドレスは着たいけど妊娠中だから衣装があるか心配、などと考えていませんか?妊娠中でもフォトウェディングはできます。妊娠中の花嫁さんにぴったりな衣装や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。このコラムを読めば、不安が解消されるでしょう。
妊娠中でもフォトウェディングはできる?
妊娠中でもフォトウェディングはできます。マタニティフォトと違い、フォトウェディングは新郎新婦にスポットをあてて撮影するもの。夫婦になった喜びを感じられて、思い出に残る写真になるはずです。
また、妊娠中は女性ホルモンの一種である、エストロゲンがたくさん分泌されるので、肌につやが出やすくなります。妊娠中は美しくて素敵な写真が撮れるチャンスです。いくつかの注意点に気をつけると、楽しくフォトウェディングになるでしょう。
妊娠中の花嫁さんにぴったりな衣装とは
妊娠中の花嫁さんにぴったりな衣装を、妊娠期間別にご紹介します。
妊娠初期(1~4か月)
妊娠初期は、下腹部が少しふくらむ方もいますが、あまり目立たないので好きなドレスを選べます。
おすすめのデザインは、Aラインやプリンセスライン、マーメイドライン、スレンダーラインです。
Aラインは、ウエストの位置が高いので足が長くスタイルがよく見えます。プリンセスラインは、ウエストからスカートがふくらんでいるので、お姫さまのようなイメージに。マーメイドラインは、膝までは体にフィットしていて裾が広がっています。スレンダーラインは、体のラインが強調されるシルエットです。お腹が目立ってきた場合は、ウエストに大きなモチーフがついているとカバーできます。妊娠初期はつわりがひどい方もいるので、着心地を重視して、体に負担のないドレスを選びましょう。
妊娠中期(5~7か月)
妊娠中期になると、バストやお腹が大きくなってきます。
おすすめのデザインは、Aラインやプリンセスライン、ソフトマーメイドラインです。
お腹を目立たせたくない場合は、Aラインやプリンセスラインの華やかなデザインを選ぶことをおすすめします。逆に、ソフトマーメイドラインでお腹を目立たせると、妊娠中ならではの素敵な写真になるでしょう。妊娠中期はバストがアップした分ドレスの裾も上がるので、長めにするのがおすすめです。大きめのドレスにしてお直しで調整するか、編み上げ仕様でサイズ調整ができるドレスだと安心できます。また、着物は帯がきつくて妊娠中は無理だと思われがちですが、妊婦さん用の着付けも可能です。妊娠中期はつわりが安定する時期ですが、体形の変化を考えてドレスを選びましょう。
妊娠後期(~8か月)
妊娠後期になると、お腹はかなりふくらみます。むくみやすい、トイレが近いなどの症状も出てくるため、お腹への負担が少ないドレスを選びましょう。
おすすめのデザインは、Aラインやエンパイアラインです。
エンパイアラインは胸下に切り替えがあり、そこからスカートになっているので、お腹が締めつけられません。大きなお腹で足元が見えづらい場合は、ヒールなしのフラットシューズを履くと安心です。
妊娠中のフォトウェディングで注意したい点
妊娠中でもフォトウェディングはできますが、注意点もあるので詳しく見てみましょう。
撮影時期をいつにするか
一般的には安定期の妊娠中期がおすすめといわれています。妊娠初期は体形にあまり変化がないので、ドレスを着るにはいいのですが、母体や胎児が不安定で、ひどいつわりがある方も。妊娠後期はみぞおちあたりまで子宮が広がるため、胃が圧迫されて不快な症状が出る方は少なくありません。お腹もかなり大きくなるので、ドレスの選択肢も少なくなります。妊娠中期は体調が安定しているので撮影におすすめです。
妊娠していることをスタッフに伝える
妊娠していることは、事前にスタッフに伝えてください。とくに妊娠初期は、お腹が目立たないので妊娠に気づかない可能性も。撮影の流れは変わりませんが、休憩をこまめにとる、余裕があるスケジュールにするなどの配慮が必要です。体調に合わせてポーズを変えたり、和装と洋装の撮影日を分けたりできるとさらに安心できます。
急に体調が悪くなってしまったとき
妊娠中は体調が不安定なので、撮影当日に気分が悪くなったり、お腹が張ったりすることもあります。大切なのは、とにかく無理をしないことです。事前に撮影の日程変更ができるかを確認して、体調が悪い場合は変更しましょう。撮影中も、トイレに行かないように水分をとらなかったり、気分が悪いのを我慢したりするのは危険です。お母さんと赤ちゃんの健康より撮影を優先する必要はありません。体調が悪い場合は、すぐにスタッフに伝えましょう。
まとめ
妊娠中でもフォトウェディングはできます。衣装選びに迷うと思いますが、妊娠初期は好きなデザインを選んで大丈夫です。妊娠中期はAラインやプリンセスライン、ソフトマーメイドラインなど、妊娠後期はエンパイアラインなどがおすすめ。撮影は、安定期の妊娠中期にするのが一般的です。スタッフに妊娠していることは必ず伝えて、体調が悪くなったときもすぐに伝えましょう。日程変更が可能かを確認しておくのもお忘れなく。生まれてくる赤ちゃんと一緒に楽しく撮影してください。